開院のお祝いに贈るギフトといえば胡蝶蘭が定番です。
胡蝶蘭は「幸せが飛んでくる」という縁起の良い花言葉を持つ花。
開院祝い贈る最適な贈り物と言えるでしょう。
では、開院祝いの花を贈るときのマナーや相場、贈るタイミングなどはご存知でしょうか?
大切な方へ贈る開院祝いの胡蝶蘭には、手配するときに注意する点がいくつかあります。
このページでは贈る際に確認すべきポイントをまとめました。2019年最新情報です。
初めて祝花を贈る方はもちろん、これまで手配したことがある方も、もう一度確認しておくことをおすすめします。
開院祝いの胡蝶蘭を手配するときの3ポイント
開院祝いの花を手配する際に気をつけるのは相場と品質、マナーの3つ。
大切な顧客宛、取引先宛、目上の方宛、家族や友人宛など、相手との立場によって開院祝いの相場やマナーも変わってきます。
それぞれ確認していきましょう。
開院祝いの相場
相手と自分の立場を考慮して値段(相場)を決めることが大切です。
お客様や取引先の開院祝いには、2万円~5万円程度が一般的な相場になります。
友人や同僚の開院祝いには、1.5万~2万円程度が一般的な相場です。
目上の方、家族への開院祝いには、3万円程度が一般的な相場となります。
予算の都合もあるかと思いますが、迷ったら2万円以上の蘭を選ぶことで一般的な相場に見合った形になります。
予算別で贈れる胡蝶蘭は下記のようなボリューム感です。選択時の参考にしてください。

【2万円以上の胡蝶蘭】

【3万円以上の胡蝶蘭】
花の品質について

開院祝いの配達日
開院祝いの花は届けるタイミングも重要です。内覧会を行うのであれば事前に日程を確認し、内覧会当日に花が間に合うようにすることも大切です。
開院日に届けるのか、または内覧会に届けるのかは、前もって確認して相手の希望に合わせた日程で贈るようにしましょう。
開院日、内覧会の届けるタイミング
開院日に贈る場合は当日午前中か前日中に配達されるのが望ましいです。
尚、開院日より事前に内覧会が行われるケースがあります。
内覧会とは、開院日前に院内を関係者や一般の方に公開するものです。
内覧会が行われる場合は、この初日にお祝花が飾ってあることが望ましいとされています。
内覧会の日程がわかっている場合は内覧会初日または前日に配達されるように手配すると良いでしょう。
開院祝いマナー
開院祝いの花につける名札
開院祝いの花には熨斗の代わりとなる立札をつけるのがマナーです。
立札の書き方について確認しておいてください。
立札(名札)
立札は熨斗(のし)の代わりとなりますので、祝花には必ず付けるようにしましょう。開院祝いの用途で使われる祝字としては「開院御祝い」「祝御開院」などのような文字を書きます。
個人で贈るときの名札
開院御祝 + 送り主名
祝御開院 + 送り主名
上記のように一般的には祝字と送り主の氏名を書きますが、個人の場合はフルネームもしくは名字を書く様にします。
会社で贈るときの名札
開院御祝 + 社名 役職 氏名
祝御開院 + 社名
会社名で送る場合は「社名+役職+氏名」または「社名」とします。
複数人で贈るときの名札
開院御祝 + 「有志一同」「友人一同」「親戚一同」「子供一同」と書くのが一般的です。
尚、病院関係者の場合は「送り主の連名」をタブーとしている場合がありますので注意して下さい!
札は縦書き、横書きに対応していますので、名前にカタカナや英字が多く含まれる場合は、横書きにしたほうが読みやすくなります。書式は販売店にまかせる方が安心です。
先方の名前を札に書く場合もありますが、その場合は字が小さくなります。尚、立札は熨斗の代わりとなるものですので先方の名前を書かなくても失礼にはなりません。
以上が開院祝いの花を手配するときの大切なポイントとなります。
胡蝶蘭の選び方
胡蝶蘭は品質の良いものを選ぶようにしましょう。これは大切なマナーになります。見た目は同じように見えますが、生産地の違いで安いものから高いものまであります。
通販の中には1万円未満の胡蝶蘭も出回っていますが、無名の生産地で作られた胡蝶蘭を利用すると、見た目は同じでも日持ちが悪かったりしますので注意が必要です。
安いものは鑑賞期間が短く、届いた花の中で一番先に枯れてしまいます。
他の花より早く枯れたり状態が悪くなってしまうと「早く枯れる=短命=縁起が悪い印象」を与えてしまう場合もあります。
すぐに萎れるような花を贈るのは相手に失礼になります。
開院祝いの胡蝶蘭は品質の良いものを手配するようにしましょう。
特に大切な方への贈り物を選ぶときは、値段の安さに惑わされずに品質重視で選ぶのがおすすめです。
品質の良い胡蝶蘭を贈る方法
高品質で安心の胡蝶蘭を贈るには優良生産地の蘭を販売しているサービスを利用するのが安心です。
また、産直仕入れなので値段も安く、新鮮で長持ち、花が届いてから長く楽しんでいただけるという点で喜ばれています。
優良生産地の胡蝶蘭
おすすめは蘭のコンテストで受賞歴のある生産地が作った胡蝶蘭です。
品質に優れた金賞や農林水産大臣賞受賞の受賞歴がある生産地の胡蝶蘭は、開院祝い向けの贈り物として品質も値段も安心です。
産直販売していますのでいつでもネットから申し込み可能です。
また、産直サービスは通常の花屋と違い、急ぎのときも最短で即日配送が可能です。全国には最短で翌日に届きます。
花屋を利用するよりも早く安く手配できる点がメリットです。
開院祝いに縁起の良い贈り物
開院祝いとしては繁栄を祈念する品物を贈るのが理想になります。胡蝶蘭は「幸せが飛んでくる」という花言葉もある縁起の良い贈り物です。そのような条件を兼ね備えたギフトの代表が胡蝶蘭です。
胡蝶蘭は高級感があって品も良く、華やかなので開院セレモニーを明るく華やかに演出してくれます。
縁起物の良い「幸福の花」は開院する方にとってこの上ないギフトとなるでしょう。
胡蝶蘭というと白い花のイメージが強いと思いますが、白以外にもピンクやワイン色、赤白などの種類があります。

最も選ばれている色は白ですが、実は白い花の胡蝶蘭が一番長持ちするタイプになります。
お祝いの花なので、ピンクや赤白も雰囲気が華やかなので喜ばれますが、より長く咲いている=末長く繁栄するという意味も込めて白いタイプを選ぶのが無難です。
開院祝いは開店祝いと違い入口付近に大きなスタンド花を飾るようなことはしないのが一般的です。
ただ、動物病院などの場合は周囲への宣伝を兼ねてスタンド花も飾ることが多いです。
開院祝いに花以外の贈り物
一般的に開院祝いに贈る花ギフトとしては食べ物やお酒、時計などの飾り物より胡蝶蘭の花が喜ばれています。
胡蝶蘭が喜ばれる理由としては、お手入れが簡単で室内でもとても長持ちしますので、開院後1ヶ月以上は病院内を優しく華やかにしてくれます。

胡蝶欄の花には花粉や臭いがありませんのでアレルギーの方にも優しい贈り物です。
開院祝いに贈る胡蝶蘭【まとめ】
病院の開院祝いや開業祝い、クリニックの移転祝いなどの贈り物として喜ばれるのが胡蝶蘭です。
胡蝶蘭の長所は、置き場所のスペースをとらない点、手間がほとんどかからない点、花粉が出ない点です。室内でも育つ丈夫な種類のため、花を長く鑑賞できるのが魅力です。
新鮮で高品質な胡蝶蘭は産直通販を利用するのがおすすめです。花屋と較べて、納期・品質・価格の全てにおいて勝っています。急ぎのときに最短で配送してくれるのも魅力です。
各社ともカード払いによる領収書発行、法人利用は請求書払いにも対応しているので、納期が迫っているときにも役立ちます。
開院祝い豆知識
プレゼント、現金、商品券等を開院祝いとして贈る際、熨斗紙をかけてもらう事が有ります。
開院祝いの熨斗紙は白と赤の紐を使った蝶結びの水引を使う様にします。
蝶結びの水引の意味合いとしては、簡単に結びが解ける事、そしてその解けた結びは何度でも結びなおす事が出来る事と言う意味合いを持っています。
これで何度でもこのお祝いを繰り返し行えます様にと言う願いが込められているそうなのです。
ですから何度でもお祝いしたい出来事に関してはこの蝶結びの水引を使う事が一般的となっています。
こうした水引の意味をよく覚えておき、開院祝いの時には蝶結びの水引を使う様にしましょう。
開院祝いになぜ胡蝶蘭が良いかというと、後に残らないからです。
長持ちする花として有名な胡蝶蘭ですが、それでも2ヶ月位すると花が枯れてなくなります。
2ヶ月も楽しめるので開院祝いとして喜ばれますが、病院やクリニック内にそのままおくと邪魔になる場合があります。
開院祝いとしてたくさんの胡蝶蘭が届きますので、全てを院内に奥にはスペース的にも悩むことになります。
花が終わった胡蝶蘭は、お手入れすることでまた花を咲かせることがあります。
近所の方へ配られても喜ばれます。